藤本タツキ「さよなら絵梨」の純粋な感想

他人の感想を見たらそれは自分の感想ではなくなってしまうので気になったところを書いていきます

 

 

・コマ割り

基本的に1ページ4コマだけど恐らくスマホを横画面にして撮ってることを表してる 逆に2コマとか1コマのところは撮っていない現実の1シーン?

 

・(ラストの)爆発

梶井基次郎の「檸檬」を思い出した オマージュ感

檸檬」の〆は爆発ではない(爆発は妄想と明記)が、この漫画自体がひとつの映画だとすると(映画も妄想の産物)かなり似ている部分がある

 

・廃墟と射影機、それと吸血鬼(ループ?)

191,192ページで大人の優太と絵梨が会話してるバックで中学生の時の優太と絵里が映画を観ているシーンが映し出されているが、これは中学生の2人が大人の優太と絵梨が会話してる映画を観ているシーンでもあるのでは?だとすると映画越しに彼らの物語は回り回って続いている(再編集)のではないか?

正直ルックバックでも時間は普通に流れていたからループは考えすぎだと思うけど題材が映画だし「ファンタジーをひとつまみ」を考えると可能性はあるかも……………

 

というか正解は無いのだろう

読んだ人それぞれが読後に思ったことがこの作品を決定づけるのでしょう

 

以上、ピュアな備忘録でした

https://shonenjumpplus.com/red/content/SHSA_JP02PLUS00022697_57